自動車保険はとても大きな役割を担っていると言えます。
ここ数年確かに交通事故による死者数は減少していますが、しかしまだまだ多くの交通事故が起こっています。
警察庁が公表している交通事故による死者数は、事故が発生してから24時間以内に死亡した人の人数なので、仮に2日後や3日後に亡くなった人がいた場合は、その公表されている死者数に含まれません。
ですから実際には、発表されているデータ以上のかなりの数の人が交通事故で亡くなっているというのが現状のようです。
それは厚生労働省の統計と警察庁発表のものを比較して見てみるとよくわかります。
特に人身事故の発生件数と負傷者数は、ここ数年相当に増えているようです。
もし車を運転していて、運悪く交通事故の当事者になってしまった場合、その自衛手段として自動車保険への加入は大きな援助となります。
それは交通事故が起きると、なにより金銭的な損害が大きく発生するからです。
車の修理代、治療費、または被害者が死亡した場合には、遺族への補償金が必要になります。
交通事故の後には必ず大金が必要になるのです。
そのためにリスクを前提として、事故後に金銭的な問題が解決できるようにと作られたのが自動車保険です。
自分だけが事故とは関係ないなどと決め付けず、十分な交通事故対策を事前におくことは、もしもの場合に備えてとても大切なことです。